2022年09月23日

2022年・第37週(2022.9.12 ~ 2022.9.18)

【定点把握対象疾患】
[手足口病]
  仙南,塩釜,大崎,石巻,気仙沼,仙台管内で,警報レベルを継続中です。

~今週のコメント~

【新型コロナウイルス感染症】
 県内の陽性公表者数は,9月21日に1,458名となり,同日現在の累計で252,614名となりました。
第33週の24,860名をピークに4週連続で減少しています。
 県は「みやぎBA.5対策強化宣言」の期間を9月末まで延長しています。
引き続き,基本的な感染対策を徹底していただくとともに,医療機関等の負担軽減のための取り組みにご協力をお願いします。
宣言の具体的な内容については下記URLをご参照ください。
>>詳細はこちら

【手足口病】
 県内の定点医療機関からの患者報告数は,先週の716名から635名とやや減少しました。
しかし,仙南,大崎,気仙沼管内では先週より増加しており,依然として県内全域で流行が継続しています。
 引き続き今後の動向に注視するとともに,家庭内のほか,学校・保育園等の集団生活での感染に特に注意してください。

【結核】
 毎年9月24日~30日は「結核予防週間」です。
過去の病気と思われがちですが,2021年の1年間には国内で11,519名もの方が新たに結核を発症し,1,844名もの方が命を落としており,現在も日本の主要な感染症です。
県内(仙台市を含む)では2021年の1年間に223人,2022年は9月22日現在で147名が新たに結核を発症しています。
 初期症状は,咳,痰,発熱等,風邪や新型コロナウイルス感染症の症状とよく似ていますが,痰の絡む咳や微熱・身体のだるさが2週間以上続いている場合は結核の可能性が疑われます。
早めに医療機関を受診しましょう。

【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(令和04年09月22日更新)