2018年06月08日

平成30年・第22週(2018.5.28~ 2018.6.3)

【定点把握対象疾患】
[ 手足口病 ]
気仙沼管内で警報レベルを超えました。
[ 伝染性紅斑 ]
栗原管内で警報レベルを継続中です。
[ A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 ]
仙南管内で警報レベルを継続中です。

~今週のコメント~
【つつが虫病】
つつが虫病リケッチアを保有するツツガムシ(ダニの一種)に刺されることにより感染する、38℃以上の高熱、発疹などを特徴とする感染症です。春や秋に患者の報告が多く、県内では今週2例の報告がありました。昨年は8例が報告されています。
 ツツガムシは草地に生息していることから、草刈りや山菜採り、レジャー等の際には注意が必要です。衣服は長袖を着用するなどして素肌を出さない、草むらに直接座ったりしないなどの対策を行ってください。また、虫に刺されたような刺し口がみられ、上記の症状が出た際には早期に受診して下さい。

【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(平成30年6月7日更新)