2018年05月11日

平成30年・第18週( 2018.4.30~ 2018.5.6)

【定点把握対象疾患】
[ A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
仙南管内で警報レベルを継続中です。

~今週のコメント~
【E型肝炎】
E型肝炎は、E型肝炎ウイルス(HEV)に汚染された食物や水の摂取で感染し、症状は黄疸など肝機能悪化や腹痛などです。
まれに劇症化し、特に妊婦が感染すると劇症肝炎の割合が高く、致死率が20%に達することがあります。
2015年以降、全国の患者報告数は増加傾向がみられます。
感染予防には、手洗いと飲食物の加熱が有効で、特に豚やジビエ(野生鳥獣)の肉・内臓を食べる際は十分に加熱することが大切です。

【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(平成30年5月10日更新)