2018年06月29日

平成30年・第25週(2018.6.18~ 2018.6.24)

【定点把握対象疾患】
[ 手足口病 ]
気仙沼管内で警報レベルを継続中です。
[ A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 ]
仙南管内で警報レベルを継続中です。

~今週のコメント~
【手足口病】
乳幼児を中心に、手や足、口の中などに水泡性の発疹ができる急性ウイ ルス性の感染症で、夏季に流行がみられます。患者の咳、くしゃみなどの 飛沫や便に排出されたウイルスで感染が広がります。県内では、今週患者 数の増加がみられ、気仙沼管内で警報基準値を超えています。今後流行 期を迎えることから、手洗い、うがいなどの予防対策を心がけてください。

【A型肝炎ウイルス】
A型肝炎ウイルスの感染による急性ウイルス性肝炎です。宮城県では第 25週まで3例の患者報告がありました。患者はすべて成人で、発熱、黄疸、 肝機能障害などの肝症状が認められています。感染経路は、汚染された 食品や水を介して経口的に感染します。予防には、手洗いなどの一般的な 予防法に加え、ワクチンによる積極的な予防法が推奨されています。

【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(平成30年6月28日更新)